「防音グッズって何を選べばいいの?」
100均やニトリには、「防音」を謳う様々なグッズが販売されています。しかし、一口に防音とっても用途や効果は違います。防音対策が初めての方は、どれを使えばいいか分からないことでしょう。
そこでMUTEでは、防音対策に使えるグッズを集めて、それぞれどのような特徴があるか、どう使えばいいかをまとめました!
1. 防音マット
防音マットとは、防音効果のある素材や厚みになっているマットのことです。カーペットやジョイントマット、コルクマットなど、いろんな防音マットがあります。
用途は、床の防音対策。子どもが走り回る足音や物を落とす音などが、下階に伝わるのを軽減します。マンションでは、床に関する騒音トラブルが最も多く、騒音の苦情を入れられた際は真っ先に防音マットでの対策を検討するのがよいでしょう。
おすすめは、MUTEの防音マット「防音専科」。マット単体で遮音等級LL35(ΔLL-6)を誇り、最大82%をカットします。ニトリやダイソーなどで販売されている防音マットより、高い防音性能を備えるマットです。
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2. 防音シート / 防音壁紙
防音シートは、防音効果がある1mm程度のシートです。別名「防音壁紙」とも言います。
用途は、床または壁の防音対策。床には防音マットの下に敷いたり、壁には壁紙のように使ったりできます。
また、音を反射させて軽減する遮音シートタイプと振動を抑える防振/制振シートがあります。
ただし、遮音シートについては子どもの走り回る音などの振動音の防音には向いておらず、また、単体で大きな防音効果が見込めるわけではありません。
一方、制振シートであれば、洗濯機や食洗器、室外機の振動音の抑制に使えるでしょう。
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3. 吸音材 / 防音パネル / 防音ボード
吸音材は、音を吸収することで音量を軽減させるグッズです。スポンジタイプやパネルタイプ、ボードタイプなどがあります。
用途は、壁の防音対策。防音シートと比べて、防音効果が期待できます。「防音ブースを作りたい」「快適な睡眠環境をつくりたい」「ピアノの音色を軽減したい」といった目的で使われます。
しかし、重さや厚みがあることから、壁に貼り付けておくにはそれなりの吸着力をもったテープなどが必要です。賃貸の場合、はがすときに壁の損傷が起きる可能性も。使う場合は注意しましょう。
4. 防音カーテン
防音カーテンは、吸音・遮音素材が使われているカーテンのこと。ドレープカーテンやレースタイプのカーテンなど、様々な種類があります。
用途は、窓もしくはドアの防音対策。窓に使用できることはもちろん、ドアの部分に固定してつけることでも活用できます。
主に、話し声や楽器の音色など高音域の「空気伝播音」を防ぐのに効果を発揮するでしょう。
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5. 防音テープ
防音テープは、ドアの隙間を塞ぐことで音漏れを軽減する防音グッズです。
用途は、窓もしくはドアの防音対策。隙間から漏れる空気伝播音、開け閉めするときの「固体伝播音」を防ぐのに役立ちます。
防音テープは、さまざまな色や素材で提供されており、価格も数百円〜数千円程度とリーズナブルで、設置も簡単なためおすすめです。
6. 防音室 / 防音ボックス / 防音ユニット
防音室は、防音素材で組み立てられた、人が入れるくらいのサイズのボックスです。「防音ボックス」「防音ユニット」など、様々な呼び方があります。
用途は、空間の防音対策。どんな場所でも防音空間を作れることがメリットです。防音効果も高く、歌やフルートといった大きな音をかなり軽減できます。
一方デメリットもあり、サイズがかなり大きいため、部屋に設置する際はスペースを確保しないといけません。また、費用も高く数十万〜数百万円はします。
7. 防音パーテーション
防音パーテーションは、吸音性が高い素材を使用したパーテーションのことで、囲まれた範囲であれば話し声や物音を軽減できます。
用途は、空間の防音対策。前述した防音ボックスなどだと高額ですが、防音パーテーションであれば数万円程度で購入でき、設置も簡単です。
ただし、防音ボックスのように天井はないため、完全に防げるわけではありません。あくまで話し声が聴こえにくくなる程度に抑えられるレベルで考えるといいでしょう。
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8. 防音テント
防音テントは、防音性のあるテントです。サイズは小型です。
用途は、空間の防音対策。パートナーや家族のいびきの音がうるさい場合、顔回りを囲むように使用するといいでしょう。
手軽に設置できる一方、夏は熱が篭りやすい仕様なので注意が必要です。価格は、数千円〜数万円と比較的安価。
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9. イヤーマフ(防音ヘッドホン)
イヤーマフとは、耳全体を覆う防音具のことを指し、防音ヘッドホンとも言われています。
用途は、自分の耳の防音対策。騒音性難聴を防ぐための防音グッズとして推奨されています。工場などの仕事場で使う場合、他の人からの声掛けを聞き逃さないよう、完全に音を遮断するレベルより、少し声が聞こえるレベルのイヤーマフがおすすめです。
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10. 耳栓
耳栓は、イヤーマフと比較しても遜色ない遮音性能を持ち、携帯性の高さが特徴です。
用途は、自分の耳の防音対策。小さくて軽量なため、持ち運びが容易で、就寝時にも使用できます。
一方、一時的な防音対策に過ぎない、また、長時間の使用は耳の炎症につながるため、使用には注意が必要です。
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11. 防音マイク
防音マイクは、カラオケなどで使用する一般的なマイクと異なり、口元が囲われているマイクです。これにより、発する音声を軽減することができます。他に、「ミュートマイク」や「消音マイク」とも呼称されます。
用途は、自分の声の防音対策。自宅などで使用しても声が漏れず、周囲への影響が少ないことから、自宅でのカラオケなどに適しています。有線タイプや、Bluetooth搭載のワイヤレスタイプなど、種類は様々です。
口元が囲われていることため、口の動きが制限されるのはデメリットとなります。
12. 防音マスク
防音マスクは、発する声を軽減できるマスクです。
用途は、自分の声の防音対策。主に、ゲーム実況やオンラインゲームを楽しむ人向けに売られています。デザインはカジュアル・エンタメ寄りのマスクが多いため、ビジネスシーンなどは不向きでしょう。
13. 防音スリッパ
防音スリッパは、歩く時の足音を抑えることができるクッション素材のスリッパです。
用途は、自分の足の防音対策。手軽に取り入れることができる一方、どれくらいの音が軽減されているかは曖昧です。
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まとめ
- 床の防音グッズ:防音マット / 防音シート
- 壁の防音グッズ:防音シート / 防音パネル
- 窓の防音グッズ:防音カーテン / 防音テープ
- ドアの防音グッズ:防音カーテン / 防音テープ
- 空間の防音グッズ:防音室 / 防音パーテーション / 防音テント
- 自分の防音グッズ:イヤーマフ / 耳栓 / 防音マイク / 防音マスク / 防音スリッパ
ここまで数々の防音グッズをご紹介しましたが、MUTEは床の防音グッズに自信があります。おすすめは、防音マット「防音専科」。騒音トラブルにお悩みの方はぜひチェックしてください↓
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