【検証】ニトリの防音マットの効果は! コーナンとMUTEと比較してみた

【検証】ニトリの防音マットの効果は!? コーナンとMUTEと比較してみた

「ニトリの防音マットは本当に効果がある?」

その疑問、防音対策に詳しいMUTEがお答えします。

この記事では、ニトリの防音マットの防音効果を独自試験で検証した上で、コーナン、そしてMUTEの防音マットとの比較した結果をご紹介します

防音マット選びにお悩みの方は必見です。

MUTEの防音マット一覧はこちら

 

1. 防音マットの種類は主に3種類

防音マットの種類

ひとくちにニトリの防音マットといっても、そもそも防音マットには種類があります。主に次の3種類です。

① コルクマット
② ジョイントマット
③ カーペット

まずは、防音マットについてそれぞれ特徴を解説しましょう。

①コルクマット

コルクマットは、文字通りコルクで出来たマット。

安価で軽い、かつ、設置が簡単なのが特徴です。しかし、水や汚れが染み込みやすく、また、時間が立つとボロボロと崩れる場合があります。

②ジョイントマット

ジョイントマットは、樹脂で出来たマット。パズルマットとも呼ばれます。

表面がツルツルと体操マットのような質感になっているのが特徴。子どもや犬の遊ぶスペースに敷かれる方も多いと思います。

③タイルカーペット

カーペットは、繊維素材で出来た床材。

質感、防音性、断熱性、デザイン性、手軽さなどで優れているのが特徴です。種類は1枚もののラグタイプと、タイル状のタイルカーペットの2種類。防音対策をする際はタイルカーペットを用いて全面敷きすることが多いです。

 

2. 防音マットの防音効果は「LL値」で確認する

今回、ニトリの防音マットで検証するのは「防音効果」です。

そこで参考になるのが、遮音等級「LL値」。LL値の値が小さいほど、防音性能が高いと位置付けられています。下記の表をご覧ください。

遮音等級LL値の目安

防音性能を表記している製品は防音試験を行っています。また、その表記されている遮音等級を見れば、防音性能を確認することが可能です。

しかし、ニトリやコーナンなどのホームセンターで売られている商品によっては、遮音等級が明確になっていないこともしばしば。それにもかかわらず、商品パッケージに子供の足音対策などと記述している商品や、フローリングと重ねて計測した結果を表示している場合も少なくありません。つまり、実際の防音効果はそれほど高くないものも多いのが現実なのです。なので、今回のように実際に検証してみる価値があります。

また、遮音等級を明記していない防音マットは、たとえ厚みがあっても防音できているかの判断ができません。防音性能の高い防音マットを選ぶには、必ず遮音等級が明記している商品を選ぶようにしましょう。「厚みがある=防音性能が高い」は一概に言えないのです。

 

3. ニトリvsコーナンvsMUTEの防音マットの実験方法

ニトリとコーナンとMUTEの比較

ここまででのご説明で、防音マットの種類と防音効果の確認方法がお分かりいただけたと思います。

ではいよいよ、「ニトリ」と「コーナン」、そして「MUTE」の防音マットを使って音響試験を行った話に移りましょう。

今回比較した防音マットは以下の5つです!

  1. ニトリ / タイルカーペット「タイルカーペットハーゲンMGY」
  2. ニトリ / ジョイントマット「弾力に優れている木目調パズルマット」
  3. コーナン / コルクマット「コーナン オリジナルコルクマット」
  4. コーナン / ジョイントマット「コーナン オリジナル EVAジョイントマット」
  5. MUTE / タイルカーペット「防音専科」

先に、防音効果の測定方法について解説します。今回、ニトリ、コーナン、MUTEの各防音マットの防音効果の測定には、「タッピングマシン」という装置を使用しました。

「タッピングマシン」は、「LL値」について軽量床衝撃音測定という方法で測定するために使用されています。ちなみに、タッピングマシンは一般的に子供の足音と同等の衝撃音です。

試験室は上下2つの部屋に分かれており、上階に検査したいカーペットなどの床材とタッピングマシンをセットし、下階で騒音計を用いて計測します。

 

≪タッピングマシンの動画≫

はたして、どのような結果になったのでしょうか?

 

4. ニトリvsコーナンvsMUTEの防音マットの実験結果

タッピングマシンを使用したことにより、ニトリ、コーナン、MUTE、それぞれの「LL値」を計測することができました。

その実験結果が以下の表です。

ニトリ コーナン MUTEの測定結果

 

5位 ニトリ「タイルカーペットハーゲンMGY」LL60相当

5位はニトリの防音マット「タイルカーペットハーゲンMGY」でした。遮音等級は「LL60」相当で「よく聞こえる」という結果に。正直、防音マットとして使うにはあまり効果がないかと思います。

同率3位 コーナン「オリジナルコルクマット」と「オリジナルEVAジョイントマット」LL50相当

同率3位は、コーナンの防音マット「オリジナルコルクマット」と「オリジナルEVAジョイントマット」。両方、遮音等級「LL50」相当で、階下に「聞こえる」という結果。費用は安いですが、その分、防音効果についてはあまり芳しくありませんでした。

2位 ニトリ「弾力に優れている木目調パズルマット」LL45相当

2位は、ニトリの防音マット「弾力に優れている木目調パズルマット」。「LL45」相当で「小さく聞こえる」という結果に。価格を考えると、悪くない防音効果だと思われます。

1位 MUTE「防音専科」LL35取得

1位は、MUTEの防音マット「防音専科」。「LL35」で「通常ではまず聞こえない」という結果になりました。ニトリ、コーナンと比較して、1番の防音効果です。

また、ニトリの防音マット「弾力に優れている木目調パズルマット」が「厚さ1.6cm」で「LL45」相当であるのに対し、MUTEの防音マット「防音専科」は「厚さ1.8cm」で「LL35」取得と、厚みもほとんど変わらないのに防音性能に圧倒的な差が出ています。

 

以上、ニトリ、コーナン、MUTEの防音マットを比較した結果、防音効果が高い最強の防音マットはMUTEの「防音専科」(遮音等級LL35取得)でした。

防音マットをお考えの方は、MUTEの「防音専科」をおすすめします。

5. まとめ

ニトリとコーナンとMUTEの効果比較結果

・防音マットは「コルクマット」「ジョイントマット」「カーペット」の主に3種類

・防音マットの防音効果は遮音等級「LL値」で確認する

・ニトリ、コーナン、MUTEの防音マットを比較した結果、防音効果が高い最強の防音マットはMUTEの「防音専科」(遮音等級LL35取得)



防音マット 防音専科

 

MUTEの防音マット「防音専科」についてもっと知りたい方は↓

 MUTE 防音専科って本当のところ買ってよかった?レビューや口コミを調査!

 

防音についておすすめのブログはこちら↓

ジョイントマットの防音効果は?2cmの厚さでも意味ない!?

防振マットの効果は?防音マットとの違いやおすすめも解説!

マンションでジャンプ運動しても大丈夫な防音マットってある?下の階に響かない方法とは?

子供の足音対策におすすめの防音マットを紹介!下の階に響かない防音対策

防音マットを壁に貼ることはできる?貼れば壁の防音対策になる?

最強の防音マットはこれ!1,000人アンケートで分かったおすすめ3選!
 

 

RuffRuff App RuffRuff App by Tsun