「ダイソーの防音マットってどれを買えばいい?」
今回は、100円均一ショップのダイソーで購入できるアイテムのなかから、防音マットとして代用できるアイテムを紹介します。コストをかけずに防音対策をしたい方は、ぜひ参考にしてください。
1. ダイソーにある防音マットの種類
まずはじめに、ダイソーでは「洗濯機用ガタゴト防音マット」という洗濯機に使うタイプの防音マットが販売されていますが、リビングに敷くタイプで「防音マット」と名のつく品は販売されていません。(2024年5月時点)
しかし、ダイソーには、ジョイントマットや吸着マットといった防音マットとして代用できるアイテムがあります。それぞれ詳しくご紹介しましょう。
1-1. ジョイントマット
ジョイントマットとは、複数のピースを組み合わせるパズル状のマットです。
素材はEVA樹脂やポリエチレンで作られており、厚みも1cm程度あることから防音グッズとして活用される方が多くいます。
さまざまな種類があり、カーペットタイプ、サイドパーツ付きタイプ、大判タイプなど、好みに合わせて選ぶことができます。
1-2. 吸着マット
吸着マットとは、裏面に滑り止めがあるタイル状のマットです。
表面の素材はポリエステル、裏面の素材はアクリル樹脂などで作られており、アルミは数mm程度となっています。程度によりますが、足音を防止する防音効果も謳っています。
以上がダイソーで扱っている防音マットの代用となるマットです。(2024年5月時点)
2. ダイソーのジョイントマット一覧
次は、具体的な商品を見ていきましょう。先ほど、防音マットの代用となるのは「ジョイントマット」と「吸着マット」とお話ししましたが、厚みの差で比較すると「ジョイントマット」の方が防音性が高いです。
そこで、ここでは「ジョイントマット」に絞って、3種類ご紹介しましょう。
2-1. 通常タイプ
まずは、2枚セットタイプのジョイントマット。オーソドックスなタイプで、ダイソー以外の100円均一ショップ「セリア」でも同様の2枚組で売られていることが多いです。好きな数だけ増やしていけるのがポイントです。
商品例 | ジョイントマット 2枚セット |
材質 | EVA樹脂 |
枚数 | 9枚 |
サイズ | 30×30×1cm |
色 | ホワイト ブラック ライトグレー |
特徴 | 防音効果 衝撃吸収 床面保護 撥水 |
JANコード | ホワイト:4550480359571 ブラック:4550480359564 ライトグレー:4550480359496 |
2-2. サイド付きタイプ
次に、9枚セットのジョイントマット。先ほどと大きく違う点は、サイドパーツがついている点。ジョイントマットは好きな数だけ増やしていける点が魅力ですが、どうしてもその形状から四隅の凸凹が気になります。サイズパーツがあることで隙間が埋まり、掃除しやすくなります。
商品例 | ジョイントマット 9枚セット |
材質 | ポリエチレン |
枚数 | 9枚 |
サイズ | 本体 :30×30×1cm フチA:30×3×1cm フチB:29×3×1cm |
色 | アイボリー ブラウン |
特徴 | 防音効果 衝撃吸収 床面保護 撥水 |
JANコード | アイボリー:4550480505855 ブラウン:4550480505862 |
2-3. 大判タイプ
最後は、大判タイプのジョイントマット。1枚で広範囲にマットを敷けるため、広い面積を敷く場合は、少ない枚数で敷き詰めることができます。
商品例 | ジョイントマット45×45cm |
材質 | EVA樹脂 |
枚数 | 1枚 |
サイズ | 45×45×1cm |
色 | アイボリー ブラウン |
特徴 | 防音効果 衝撃吸収 床面保護 撥水 |
JANコード | アイボリー:4550480505855 ブラウン:4550480505862 |
以上がダイソーで買うことができるジョイントマットの例です。
3. 結論:ダイソーで防音マットを買うならコレ
さて、ここまでダイソーのジョイントマットをご紹介してきましたが、結局のところダイソーで防音マットの代用品を買うなら、どのジョイントマットが一番良いのでしょうか。
ベストを決めるために、以下の表にそれぞれの情報をまとめました。
タイプ | 通常 | サイド付き | 大判 |
サイズ | 30×30cm | 30×30cm | 45×45cm |
枚数 | 2枚 | 9枚+サイド | 1枚 |
厚み | 1cm | 1cm | 1cm |
素材 | EVA樹脂 | ポリエチレン | EVA樹脂 |
価格 | 100円 | 500円 | 100円 |
1㎡あたりの価格 | 0.056円 / ㎠ | 0.062円 / ㎠ | 0.049円 / ㎠ |
この表をもとに、
- ①防音効果が高い
- ②コスパがいい
という観点で、ダイソーで買うなら「これ!」という品を決めたいと思います。
3-1. 防音効果が高いのはポリエチレンより「EVA樹脂」
まず大事なポイントであるのは「防音効果が高い」こと。
見るべきポイントは「素材」です。上の表で分かる通り、ダイソーのジョイントマットは、「EVA樹脂」もしくは「ポリエチレン」で作られています。
ここで知っていただきたいのは「EVA樹脂」は「ポリエチレン」より防音性が高いと言えることです。
というのも、「EVA樹脂」は弾力性と適度な密度があり、衝撃吸収性が高く、足音や物音の衝撃を吸収しやすい素材です。一方、「ポリエチレン」は比較的軽量で柔らかい素材ですが、EVAに比べると密度が低く、衝撃吸収性がやや劣ります。
よって、同じ厚さで比較した場合、防音効果は「EVA樹脂」の方が優れていると言えるでしょう。
この時点で買うべきは、「2枚組の通常タイプ」か「1枚の大判タイプ」のどちらかということになります。
3-2. 大判タイプが0.007円コスパが良い
次に見るのはコスパの良さです。一見、「2枚組の通常タイプ」の方が「1枚の大判タイプ」よりコスパが良さそうですが、実際のところどうなのでしょうか。「1㎡あたりの価格」を比較しました。結果は以下の通りです。
- 通常タイプ...0.056円 / ㎠
- 大判タイプ...0.049円 / ㎠
「0.007円」の差ですが、大判タイプの方が僅かながら安いことがわかりました。
よって、「防音性が高い」かつ「コスパが良い」のは「大判タイプのジョイントマット」になります。ダイソーに行かれる方は参考にしてください。
4. ジョイントマットの防音効果
さて、ここまでダイソーの防音マットについてお話をしていましたが、そもそも床の防音対策は100円均一のマットで十分なのでしょうか。
結論からお伝えすると、100円均一のマットでの防音対策は不十分です。
4-1. ジョイントマットの重ね敷きでも効果がでなかった
ある女性のお話をしましょう。
彼女には子どもが2人いて、長い間、騒音の問題に苦しめられていました。子どもが小さい頃、「騒音がひどい」と階下の人から何度も苦情を言われ、困り果てていたのです。市販のジョイントマットを何層にも重ね、子どもにも厳しく言い聞かせました。決してうるさい音は出していないはず。それでも苦情は止まりませんでした。ドアに張り紙をされ、嫌がらせを受け、ついには引っ越しせざるを得なくなったのです。
実はこれ、MUTEのスタッフの実体験なんです。おそらく階下の人は、一度音が気になってしまうと小さな音でも耐えられなくなったのでしょう。決して誰も悪いわけではないのに、騒音で悩む人は多くいます。
これからダイソーのマットを買おうと思われているあなたも、騒音トラブルに悩まされているのではないでしょうか。
4-2. おすすめはMUTEの防音マット「防音専科」
では、どんな防音マットなら騒音トラブルを避けられるのか。女性スタッフの話を聴いたプロジェクトメンバーを考えました。
そうして生まれたのが、MUTEの防音マット「防音専科」なんです。「防音専科」は、タイルカーペットタイプの防音マットで、最大82%の音を吸収できるという高い防音性を誇ります。
床の防音性能は「L値」というもので表され、値が小さいほど防音効果が高いです。「防音専科」の遮音等級はマット単体でLL35(ΔLL-6)。これがどれくらいの防音性なのか、ニトリやコーナンで販売されているジョイントマットなどと比較した下の表をご覧ください。
ご覧いただいた通り、圧倒的な防音性能。さらに、防音専科はジョイントマットにはない、高級感あるデザインと一年中使える機能性があります。
これから床の防音対策をされる方は、まずはダイソーの大判タイプを敷いてみるのもいいでしょう。敷いてみて、もし騒音の苦情が気になるようであれば、MUTEの防音マット「防音専科」をお使いください。
まとめ
- ダイソーで防音マットの代用ができるのはジョイントマットと吸着マット
- ダイソーで防音マットの代用品を買うなら大判タイプのジョイントマットがコスパ〇
- 騒音トラブルを避けるためにはダイソーのマットより、本格的な防音マットを敷いた方がいい
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