オフィスで使われることが多い防音パーテーション。おしゃれなもの、機能性に特化したもの、いろんな種類がありますが、家庭用で使う場合はどのようなパーテーションがいいのでしょうか。
この記事では、防音パーテーションの種類をはじめ、選び方や使い方について解説しましょう。
1. 防音パーテーションとは
まずパーテーションに特徴をご紹介した上で、防音パーテーションがどのようなものか解説しましょう。
1-1. パーテーションの特徴
まず「パーテーション」とは、オフィスや店舗などに設置して、空間の仕切りや飛沫防止、視線の遮断などさまざまな用途で使用される品です。主な特徴は次の3つ。
- 工事をせずに空間を作ることができる
- サイズ展開が豊富にある
- 目隠し効果がある
では、防音パーテーションはどう違うのでしょうか。
1-2. 防音パーテーションとは
一般的に「防音パーテーション」とは、上の特徴に加え「吸音効果がある」パーテーションのことです。吸音性の高い素材を使用していることから、「音漏れを防ぎたい」「周囲の音を遮りたい」といった用途で、オフィス、店舗、家庭など、さまざまな場で活用できます。
ちなみに、「防音効果」ではなく、「吸音効果」とした理由ですが、防音は遮音と吸音の組み合わせを指します。しかし、市場で売られている防音パーテーションは、「フェルト」「グラスウール」「ウレタンフォーム」といった吸音性を高める素材を使用しています。よって、防音パーテーションというより、吸音パーテーションと呼ぶ方がより正しいのですが、この記事では分かりやすさを優先して「防音パーテーション」呼びます。
2. 防音パーテーションの種類と使い方
防音パーテーションは、設置方法によってさまざまな5つのタイプに分類されます。それぞれ、特徴と使い方の例をご紹介しましょう。
No. | 種類 | 特徴 | 使い方の例 |
1 | 足つき タイプ |
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2 | つっぱり棒 タイプ |
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3 | 折りたたみ タイプ |
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4 | 卓上設置 タイプ |
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5 | ブース/ボックスタイプ |
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大きさや素材によって価格帯はさまざまです。用途に合わせて最適な種類を選びましょう。
家庭用に選ぶとすると、たとえば、子供の勉強環境、大人のテレワーク環境を作りたい場合は3の「折折りたたみタイプ」、4の「卓上設置タイプ」、5の「ブース/ボックスタイプ」あたりがおすすめです。
寝室の防音対策をしたい場合は、3の「折折りたたみタイプ」を使って、ベッドの周りを囲むという使い方ができます。
3. 防音パーテーションの使い方と選び方
家庭用として防音パーテーション使うシーンを掘り下げてみましょう。先にも書きましたが、例えば次の使い方がおすすめです。
- ワークスペースに置いて、集中環境をつくる
- 寝室に置いて、睡眠環境を改善する
- 趣味スペースに置いて、騒音トラブルを避ける
3-1. ワークスペースに置いて、集中環境をつくる
在宅ワークや自宅学習中をする場合、生活音や作業音、外からの騒音が気になるものです。そんなとき、防音パーテーションを活用すれば、防音効果だけでなく目隠し効果も期待できます。周囲の環境に左右されずに、作業効率を高められるでしょう。
おすすめ→折りたたみタイプ、卓上設置タイプ、ブース/ボックスタイプ
3-2. 寝室に置いて、睡眠環境を改善する
近隣住民の生活音や話し声、電車や車などの騒音が気になって眠りにつけない場合も防音パーテーションは有効です。自宅内の生活音はもちろん、自宅の外から聞こえる音も抑えられるため、寝つくまでの時間が短縮されるだけでなく、眠りの質も高められるでしょう。
おすすめ→折りたたみタイプ
3-3. 趣味部屋・趣味スペースに
映画、ゲーム、音楽などの趣味を楽しむ際は、防音パーテーションを設置することで、外に漏れる音を軽減できるため、他の家族や近隣住民とトラブルになる確率を下げられます。
おすすめ→ツッパリ棒タイプ、折りたたみタイプ、ブース/ボックスタイプ
他にも、こんな使い方できます。
- オフィスで待合スペースをつくる
- リビングでキッチンの間に置いてしきりにする
- 愛犬のケージ周りに置いて鳴き声を抑える
以上が、防音パーテーションの使い方です。まとめると、家庭用だと「折りたたみタイプ」が使いやすいのではないでしょうか。
まとめ
- 防音パーテーションは、一般的に吸音性の高い素材を使用した防音対策アイテムである
- 「足つき」「折りたたみ」「ツッパリ棒」「卓上設置」「ブース/ボックス」タイプの5種類がある
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