今回は、音の大きさの目安として、60デシベル(db)の音について、音の例や60dbに近い音を解説します。
1. 60デシベル(db)の音量の目安
音の大きさはデシベル(db)と呼ばれる単位で表され、0dbから数値が大きくなるほど音が大きいことを表します。
まずは、他の大きさと比較したときの、60dbの音の大きさを確認しましょう。
このように60dbの音は、普通の大きさに分類される音です。しかし、人や時間帯、環境によってはうるさいと感じることもあります。
1-1. 60dbの変化で音の聞こえ方は1,000倍変化
dbは少しの変化だけで、音の聞こえ方は大きく変わります。例えば騒音レベルが6db大きくなった場合、音量は2倍に変化します。各dbの差での音量の変化は、次の通りです。
音量 | 倍率 |
---|---|
0db | 1倍 |
1db | 1.12倍 |
6db | 2倍 |
10db | 3倍 |
20db | 10倍 |
40db | 100倍 |
60db | 1,000倍 |
80db | 10,000倍 |
100db | 100,000倍 |
120db | 1,000,000倍 |
表からわかるように、60dbの変化で、音の聞こえ方は1,000倍変わるのです。
2. 60デシベル(db)の音の例
60デシベル(db)は次のような音に該当します。
- 洗濯機の稼働音
- 掃除機の音
- テレビの音
- トイレの音
これらの音は日常でよく耳にする音ですが、耳障りに感じることもあります。壁が薄い集合住宅や、住宅が密集しているところでは、隣の部屋に聞こえてしまい、騒音トラブルに発展することもありえるでしょう。
3. 60デシベル(db)前後の音の例
60デシベル(db)前後の音はどのようなものがあるのでしょうか。具体的に音の例を見ていきましょう。
3-1. 50デシベル(db)の音の例
50デシベル(db)は次のような音に該当します。
- プリンターの動作音
- 家庭用クーラーの室外機の音
はっきり聞こえる音ではあるものの、通常の会話に支障のない音といえます。
3-2. 70デシベル(db)の音の例
70デシベル(db)は次のような音に該当します。
- 通常の電話の呼出音
- 走行中の車内
- 近くで聞くセミの鳴き声
70デシベル(db)は、身近に聞こえる音の中でも「うるさい」と感じるレベルの音になります。この環境で会話しようとすると、大声で話す必要があり、常時聞こえると騒音トラブルの原因にもなるでしょう。
まとめ
- 60dbは、普通の大きさだが、耳障りに感じることもある
- 60dbの差で音の聞こえ方は1,000倍変化する
- 50dbは日常的によく聞く音
- 70dbはうるさいと感じるレベルの音
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