110デシベル(db)はどのくらいの音?聴覚機能に異常をきたすレベル?

110デシベル(db)はどのくらいの音?聴覚機能に異常をきたすレベル?

今回は、音の大きさの目安として、110デシベル(db)の音について、音の例や110dbに近い音を解説します。

 

1. 110デシベル(db)の音量の目安

音の大きさはデシベル(db)と呼ばれる単位で表され、0dbから数値が大きくなるほど音が大きいことを表します。

まずは、他の大きさと比較したときの、110dbの音の大きさを確認しましょう。

110db

110dbは「極めてうるさい」音に分類され、身体や生活への影響は「聴覚機能に異常をきたす」ほどとされています。

 

2. 110デシベル(db)の音の例

110db

110dbの音の例には、以下のようなものが挙げられます。

  • 耳元での大声
  • 自動車のクラクション(2m)
  • リベット打ち
  • ヘリコプターの近く
  • 政治団体宣伝車
  • オーケストラ
  • サックス
  • プロのピアノの音

110dbは、政治団体宣伝車やクラクション音など、身近でも聞く可能性の高い音です。なお、115dbはどれくらいかというと、ロックのライブコンサート程度とされています。

 

3. 110デシベル(db)前後の音の例

ここでは、110db前後の「100db」と「120db」の音の例をご紹介します。

3-1. 100デシベル(db)の音の例

100dbの音の例には、以下のようなものが挙げられます。

  • ライブハウス
  • 声楽のプロが歌う声
  • アマチュアのドラムの音
  • ホルン
  • フルート
  • 液圧プレス(1メートル)
  • 電車が通るときのガード下

100dbは、会話がほとんど不可能な音の大きさで、うるさくて我慢できない程度とされています。

 

3-2. 120デシベル(db)の音の例

120dbの音の例には、以下のようなものが挙げられます。

  • 近所での落雷
  • トランペット
  • 小太鼓のフォルテシモ(非常に強く鳴らした場合)
  • 飛行機のエンジン近く
  • プロのドラムの音

120dbの音は、聴力機能に障害をおよぼす程の大きさです。また、人との会話は不可能な音量だとされています。120dbもの大音量となると、飛行機のエンジン音と同等程度であるため、日常で聞くことはないといえるでしょう。

 

 

まとめ

  • 110dbは2m先から聞こえてくる自動車のクラクション程度の大きさ
  • 110dbは極めてうるさい・聴覚機能に異常をきたす音量
  • 115dbはロックのライブコンサート程度の大きさ
  • 100dbは電車が通るときのガード下の大きさ
  • 120dbは飛行機のエンジン近くの大きさ

 

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