今回は、音の大きさの目安として、20デシベル(db)の音について、音の例や20dbに近い音を解説します。
1. 20デシベル(db)の音量の目安
音の大きさはデシベル(db)と呼ばれる単位で表され、0dbから数値が大きくなるほど音が大きいことを表します。
まずは、他の大きさと比較したときの、20dbの音の大きさを確認しましょう。
このように、20dbの音は、極めて静かだと感じる数値で、20db未満ではほとんど聞こえないのが特徴です。
2. 20デシベル(db)の音の例
20dbの音の例には、次のようなものがあります。
- 木の葉の触れ合う音
- 雪の降る音
- 小さな寝息
- 砂時計の砂が落ちる音
普段聞くことがないような小さな音であることが分かります。20dbは完全に無音ではないものの、ほとんど聞こえないようなレベルです。
なお、20dbの環境の目安は、無音室やアナウンスブースなどが挙げられます。
3. 20デシベル(db)前後の音
20デシベル(db)が無音に近い音ということについて解説しましたが、20db前後の音についても見ていきましょう。
ここからは、10dbと30dbの音の例について解説します。
3-1. 10デシベル(db)の音の例
まず、10dbの音の例は次の通りです。
- チョウの羽音
- 小さな息
10dbの音はかなり無音に近い音で、人間の耳で聴くことはできません。
また、10dbの音を聞くためには、周囲の環境音が10db以下でなくてはならず、10dbの音を聞くことができる場所は限られています。なお、一般的に販売されている騒音計の最小測定値は20dbで、10dbの音の測定はできません。
3-2. 30デシベル(db)の音の例
30dbの音の例は、次のようなものがあります。
- 鉛筆の筆記音
- 深夜の住宅街(郊外)
- ささやき声
- 木の葉のそよぎ
30dbの音量は、20dbと同様に静かな音に分類されます。主な例としては鉛筆の筆記音やささやき声などがあり、少し意識を向けると人間の耳でも聞こえるレベルの音量です。
まとめ
- 20dbは雪が降る音などで、完全な無音ではないがほとんど聞こえないレベル
- 10dbはチョウの羽音などで、無音に近い
- 30dbは鉛筆の筆記音などで、人間の耳でも聞こえるレベル
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