今回は、音の大きさの目安として、120デシベル(db)の音について、音の例や120dbに近い音を解説します。
1. 120デシベル(db)の音量の目安
音の大きさはデシベル(db)と呼ばれる単位で表され、0dbから数値が大きくなるほど音が大きいことを表します。
まずは、他の大きさと比較したときの、120dbの音の大きさを確認しましょう。
120dbは、日常でほとんど聞くことのない音であり、聴覚機能に異常をきたすレベルの音です。
2. 120デシベル(db)の音の例
では、騒音レベルである120dbの音の例をご紹介します。
- 飛行機のエンジン近く
- 近くの落雷
どちらもかなりの音量であり、近くで聞くと難聴になる可能性があります。そのため、飛行機の誘導や牽引、貨物の積み降ろしなどの作業を行うグランドハンドリングの人たちは、騒音から耳を守るためにイヤーマフを使用しています。
3. 120デシベル(db)前後の音の例
ここからは、120db前後の音の例をご紹介します。
3-1. 110デシベル(db)の音の例
110dbの音の例には、以下のようなものが挙げられます。
- 耳元での大声
- 自動車のクラクション(2m)
- リベット打ち
- ヘリコプターの近く
- 政治団体宣伝車
- オーケストラ
- サックス
- プロのピアノの音
ピアノの音について、子どもが弾くピアノの音は90db程度ですが、演奏者が上手な人であるほど数値は高くなり、プロになると110dbにもなります。ヘリコプターの近くと同じぐらいと考えると、ピアノの音は意外にも大きな音だとわかるでしょう。
3-2. 120デシベル(db)以上の音の例
120db以上の音の例として、ジェット機の離着陸時の最大音量(130db)が挙げられます。また、ライブハウスのような比較的規模が小さい音響施設でのドラム演奏も、120db以上の音に相当します。
130dbは、うるさいという感覚よりもむしろ「痛い」と感じるほどの、耳には危険な音圧です。人によって限界は異なりますが、130dbを超える音は聴覚機能に影響を及ぼす恐れがあるため注意が必要です。
140dbは、至近距離の落雷のレベルとなります。聞いた直後は「しばらく耳の具合がいつもと違う」「キーンと聞こえる」など、不調をきたすケースもあるでしょう。
まとめ
- 120dbの音量の目安は、聴覚に異常をきたすレベル
- 120dbの音の例は、近くで聞く飛行機のエンジンや落雷の音
- 聴覚に影響する音は110db以上で、ピアノの音は90db~110dbと高い
- 120db以上の音として、ジェット機の離陸時の音や至近距離の落雷がある
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