騒音を英語で?外国人にうるさいと注意したい場合の表現10選!

騒音を英語で?外国人にうるさいと注意したい場合の表現10選!

「騒音がうるさいと英語で注意したいけど表現が分からない」

マンションやアパートに住んでいると、泣き叫ぶ声や楽器の音などの騒音に悩まされることは少なくありません。

隣の部屋の住人に騒音の苦情を伝えたくても、相手が外国人の場合、どのように伝えればよいか分からない方もいるでしょう。間違った言い方をした場合、トラブルになってしまう恐れもあります。

本記事では、騒音は英語で何と言うのかや騒音に関する英語、苦情を伝える際の例文を解説します。ぜひ参考にしてください。

 

1. 「騒音」を英語で言うと?

騒音に関する英単語

騒音を英語で言うと「noise」(ノイズ)です。しかし、騒音には人の声や楽器の音などさまざまな種類があり、英語ではそれぞれに異なる単語が割り当てられています。 他に騒音を表す英語をご紹介しましょう。

1-1. 騒音の類語

「noise」以外に騒音を意味する英単語には、「loud」「clamour」「commotion」「hubbub」「din」「racket」などがあります。

  • loud:音や声などが大きい、強く響く
  • clamour:人々・動物の騒がしい声、楽器や交通などの騒々しい音
  • commotion:(突然起こる)騒音、騒動
  • hubbub:大騒ぎ、がやがや、やかましい音、騒音
  • din:大きい耳障りな音、騒音、不快な音
  • racket:騒音、大騒ぎ、どんちゃん騒ぎ
  • chatter:くだらないことをしゃべる、けたたましく鳴く、ガタガタと音を立てる

1-2. noiseとloudの使い分け

「noise」は、いろいろな声や音がしてうるさく、不快に感じるときに使われます。工事の騒音は「construction noise」、車の騒音は「vehicle noise」や「traffic noise」で表します。ちなみに「騒音が発生する」は、英語で「noise is generated」です。

一方、人の話し声やテレビ、スピーカーなどの音が大きい場合に使うのが「loud」です。loudは音が大きいことを指しますが、必ずしも不快な気持ちが含まれているわけではありません。

このように、英単語によっても、何がうるさいのか・不快感を伴うのか否かが異なるということを覚えておきましょう。

 

3. 防音に関する英語

防音に関する英単語

まず「防音」とは、遮音・吸音を組み合わせた音量の軽減方法を指します。「遮音」が空気中に伝わる音を反射して外へ漏れないようにすることで、「吸音」が音を吸収して軽減させる方法です。

では、それぞれを英語で何と言うのでしょう。まずは「防音」から。「防音する」「防音対策をする」という言葉の英語は、「soundproof」です。形容詞として「音が漏れない」「防音である」という意味も持ちます。防音を名詞で言う場合は、「soundproofing」を使いましょう。

そして「遮音」は英語で「sound isolation」といい、吸音は英語で「sound absorption」といいます。

 

4. 騒音の苦情を外国人に伝えるときの注意例文

隣人や上の階に住んでいる人の騒音に困っている場合、そのことを相手に伝えなければなりません。うるさいことを伝える場合、「shut up」が思い浮かぶ方もいるでしょう。しかし、「shut up」は「黙れ!」などかなりきつめの表現になるため、安易に使用しないことをおすすめします。

騒音に悩まされている旨を伝え、防音するなどの対策を行ってもらうためには、きちんとした英文で話すことが重要になります。そこでここでは英語表現を10こご紹介しましょう。

4-1. 「noise」を使った例文

「noise」を使った例文には、以下のようなものが挙げられます。

・Can you keep the noise down please?
・Please don’t make a lot of noise.
(うるさくしないでくれませんか)

・I can't sleep because of all the noise.
(騒音がうるさくて寝られません)

・It's very noisy. Could you please be quiet?
(騒音がひどいので、静かにしてもらえますか)

4-2.「loud」を使った例文

「loud」を使った例文には、以下のようなものが挙げられます。

・Please don’t speak loudly.
(大きい声で話さないでください)

・The music is too loud. Can you turn it down?
(音楽が大きすぎます。少しボリュームを下げてもらえますか)

・The sound of the instrument is so loud. Could you please quiet it down?
(楽器の音がうるさいので静かにしてもらえますか)

4-3. 他の表現を使った例文

ほかに、静かにしてもらいたいことを伝える英語の例文には、以下のようなものが挙げられます。

・Could you please keep it down?
・Would you mind being quiet a little bit, please?
(静かにしてもらえますか)

・You guys are disturbing others. Can you just tone down your voice?
(みんなの迷惑になっています。もう少し静かにしてくれますか)

角を立てずに注意したい場合は、「Could you」を使うのがおすすめです。丁寧に伝えることで相手とのトラブルを避け、こちらの要求を受け入れてもらいやすくなるでしょう。

 

まとめ

  • 騒音は英語で言うと「noise」
  • 「shut up」はきつい言葉になるため、使わない
  • noise以外にも、騒音を意味する言葉には「loud」「clamour」「commotion」「hubbub」「din」「racket」などがある
  • 「noise」は、不快に感じるときに使われる
  • 防音は「soundproofing」を使う
  • 角を立てずに注意したい場合は「Could you」を使う

 

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