イヤーマフ(防音ヘッドホン)の防音効果と選ぶときの6ポイント!

イヤーマフ(防音ヘッドホン)の防音効果と選ぶ時の6ポイント!

イヤーマフは耳全体を覆い、騒音を軽減する防音グッズです。 選ぶ際はNRR値・周波数・形状・フィット感・持ち運びやすさ・価格の6つを確認しましょう。


 

1. イヤーマフ(防音ヘッドホン)とは

イヤーマフ

イヤーマフとは、耳全体を覆うことで聞こえてくる音を軽減する防音グッズです。

主に工事現場や飛行場、モータースポーツ、射撃場など、騒音が大きい場所で働く方の耳を守る道具として使われています。近年は在宅ワークや勉強時の集中用としても注目されています。


 

2. イヤーマフの防音効果

イヤーマフの防音効果

イヤーマフの防音効果は、商品によって異なります。

目安となるのは、NRR(Noise Reduction Rating:騒音減衰指数)という指標です。アメリカ環境保護庁が設定した指標で、数値が大きいほど遮音性能が高いことを表します。

例えば、通常の会話(60dB)の環境で、NRRが30dBのイヤーマフを装着した場合の計算は以下の通りです。

60dB(通常の会話)− 30dB(NRR)= 30dB(聞こえる音)

つまり、通常の会話が小さなささやき声程度に聞こえるようになります。


 

3. イヤーマフ(防音ヘッドホン)がおすすめの人

3-1. 在宅ワークや自宅学習時に集中したい方

仕事や勉強中に生活音が気になる方におすすめです。キーボードのタイピング音やテレビの音、その他生活音も遮音してくれるため、集中環境を作れます。

3-2. 静かな環境で睡眠をとりたい方

深夜の生活音や会話で眠れない方は、睡眠用のイヤーマフを着用することで騒音ストレスを軽減できます。

3-3. 耳栓が苦手な方

耳の穴に耳栓を入れることに衛生面で抵抗がある方も少なくありません。イヤーマフは耳を覆うタイプなので、耳栓が苦手な方でも使いやすいのが特徴です。


 

4. イヤーマフ(防音ヘッドホン)の選び方

4-1. NRR値の大きさ

NRR値が大きいほど、遮音性能は高くなります。

工事現場の騒音や周囲の音をしっかり軽減したい場合は、NRR値の大きいアイテムを選びましょう。

一般的な生活音の騒音レベル:

騒音レベル 感じ方の目安 具体例
120dB 極めてうるさい 飛行機の離陸音
110dB 車のクラクション音
100dB 電車が通過するときのガード下
90dB カラオケの音、騒々しい工事現場
80dB うるさい 走行中の電車内、ピアノ
70dB 騒々しい事務所
60dB 普通 人の話し声、掃除機、テレビの音
50dB エアコンの室外機、換気扇
40dB 静か 閑静な住宅地、図書館
30dB ささやき声、鉛筆で書く音
20dB とても静か 木の葉が擦れ合う音

85dB以上の音を長期間聞き続けると、「騒音性難聴」を発症するリスクがあるとされています。イヤーマフを選ぶ際は、騒音レベルからNRR値を引いた数値が85dB以下になるものを基準にしましょう。

大きな音を和らげたい場合は、NRR値26dB以上のアイテムがおすすめです。より高い遮音性を求める場合は、ノイズキャンセリング機能付きも検討してみてください。

4-2. 遮音したい周波数

イヤーマフを選ぶ際は、遮音したい騒音のタイプに合ったアイテムを選ぶのもポイントです。

音には高さを表す「周波数(Hz)」があり、数値が大きいほど高い音になります。

騒音の周波数一覧:

騒音の具体例 周波数
トラックの走行音 約100〜250Hz
エアコンの室外機 約50〜100Hz
救急車のサイレン 約770〜960Hz
踏切の警報音 約700〜800Hz
掃除機の稼働音 約500〜4,000Hz
セミの鳴き声 約2,000〜15,000Hz(種による)

イヤーマフによって、遮音しやすい周波数は異なります。 製品のスペック表や口コミを参考に、対策したい音に合ったものを選びましょう。

4-3. イヤーマフの形状

イヤーマフの形状は、大きく3つに分かれます。

形状 特徴 おすすめの場面
ヘッドバンド型 着脱が簡単。折りたたみ可能なものもある 日常使い全般
ネックバンド型 首に掛けて使用。ヘルメットと併用可能 工事現場・作業時
マルチオプション型 ヘッドバンド・ネックバンド両方で使える 用途を使い分けたい方

日常生活で使うなら、ヘッドバンド型がおすすめです。

4-4. フィット感

重量は200g前後のものがおすすめです。 頭や耳への負担が少なく、長時間でも不快感なく使えます。

イヤーカップが頭の形や耳の位置にフィットするかも重要です。可能であれば購入前に試着しましょう。

4-5. 持ち運びやすさ

自宅以外でも使う場合は、持ち運びやすさもチェックしましょう。 折りたたみ式や、イヤーカップ同士がくっ付くタイプなら、カバンに入れてもかさばりません。

4-6. 価格

イヤーマフは機能やメーカーによって価格帯が異なります。安いものは2,000円台から、高価なものは1万円台まで幅広い選択肢があります。

まずは用途と予算を決めてから、NRR値やフィット感を比較するのが効率的です。


 

イヤーマフに関するよくある質問

Q. イヤーマフと耳栓はどちらが防音効果が高いですか?

A. NRR値で比較すると、イヤーマフの方が高い遮音性を持つ製品が多いです。 耳栓のNRR値は一般的に20〜33dB程度、イヤーマフは20〜31dB程度ですが、装着のフィットしやすさではイヤーマフが安定しています。両方を併用するとさらに高い遮音効果が得られます。

Q. イヤーマフは長時間つけても大丈夫ですか?

A. 200g前後の軽量モデルなら、数時間の使用でも負担は少ないです。 ただし、側圧(締め付け)が強いモデルは頭痛の原因になることがあります。長時間使う方はフィット感を重視して選びましょう。

Q. 子ども用のイヤーマフはありますか?

A. はい、子ども向けに設計されたイヤーマフがあります。 花火大会やスポーツ観戦など大きな音がする場面で、子どもの聴覚を保護する目的で使われています。サイズ調整が可能なモデルを選ぶと成長に合わせて使えます。

Q. イヤーマフで完全に音を消すことはできますか?

A. 完全に無音にすることはできません。 イヤーマフは音を「軽減」するグッズであり、すべての音を遮断するものではありません。より高い遮音性を求める場合は、耳栓との併用が効果的です。


 

まとめ

  • イヤーマフは耳全体を覆う防音アイテム。工事現場だけでなく、在宅ワークや睡眠時にも活用できる
  • 防音性はNRR値で判断する。数値が大きいほど遮音性が高い
  • 85dB以上の音を長期間聞き続けると難聴リスクがある。NRR値を引いて85dB以下になるものを選ぶ
  • 日常使いにはヘッドバンド型・200g前後が使いやすい
  • 選ぶ際はNRR値・周波数・形状・フィット感・持ち運びやすさ・価格の6つをチェック

 

 

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