上の階がうるさいなら天井の防音対策より●●のやり方がおすすめ!賃貸でもOK

上の階がうるさいなら天井の防音対策より●●のやり方がおすすめ!賃貸でもOK

「上の階がうるさいので、天井の防音対策がしたい」

人の話し声や歩き回る音など、上の階の方の生活音がストレスになっている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、天井の種類や構造の解説をはじめ、おすすめの天井の防音対策をご紹介します!

実は上の階がうるさいなら、天井の防音対策はしない方がいいのです。

すべて読むとわかります↓

 

1. 天井の種類は6つ

天井の種類

天井の防音対策をする上で、知っておきたいのが天井の種類。主に次の6種類あります。

 天井の種類 特徴
平天井 ・平らな形状
・和室・洋室問わず、さまざまなタイプの部屋に採用されている
勾配天井 ・屋根の形状に沿って傾きがある
・傾斜天井とも呼ばれている
・建物の最上階部分や寝室に採用されている
下がり天井 ・天井の一部が下がり階段状になっている
・室内を広く見せる効果がある
折り上げ天井 ・中央部分をへこませて周囲より高くしてある
・リビングや玄関などで採用されている
船底天井 ・舟をひっくり返したような形状で中央部が周囲より高くなっている
・屋形天井とも呼ばれる
・天窓などが設置されるケースもある
掛け込み天井 ・一部が低く水平で、他の一部が傾いている
・茶室や玄関など、和風な雰囲気を演出できる


以上、様々な天井がありますが、施工の簡単さ、デザインの汎用性、天井高の制約から、マンションで一般的に採用される天井は「平天井」です。よって、この記事では「平天井」の防音対策について解説をしましょう。

 

2. 天井の構造

天井の構造は、「直天井」と「二重天井」の2種類があります。天井の構造は防音対策する上で大事なポイント。なぜなら、直天井と二重天井で音の響きが異なるからです。

    では、それぞれの構造の違いや特徴を詳しく解説しましょう。

    2-1. 直天井とは

    直天井の構造

    直天井とは、上の階の床コンクリート部分に、直接天井材を張ったり、塗ったりして仕上げる天井のことです。

    コストが低く、施工が簡単なことから多くのご家庭は「直天井」。後述の二重天井と比べて、空間が広くとれることがメリットです。

    一方デメリットとして、直天井は、照明器具の配線が直接天井部分に打ち込まれる分、天井裏の空間が確保できません。また、直天井は上階との空間が生まれないため、遮音性が低いです。

    2-2. 二重天井とは

    二重天井の構造

    二重天井とは、直天井との間に空間をとり、板張りした天井のことです。上階の床の裏面からつり金具などで下地をつり下げ、その下地枠に天井ボードを貼り付けて仕上げます。

    上の階の床と天井の間に空間ができるため、電気や水道管などの配管スペースとして活用できます。また、天井が二重構造になっている分、直天井よりも高い遮音性があります。

    一方デメリットして、二重天井は、天井裏にある空間の影響から、「振動音」に対しては、むしろ響きやすくなる恐れがあります。

     

    3. 直天井と二重天井の見分け方

    直天井と二重天井。異なる響き方をしますが、自分の家の天井はどちらなのでしょうか。直天井か二重天井か見分けるポイントは、次の3つあります。

    1. 照明の設置方法
    2. 天井を叩いたときの音
    3. 天井の高さ

    3-1. 照明の設置方法

    直天井の場合は引掛けのシーリングがむき出しになっており、二重天井の場合は照明が埋め込まれているケースがあります。

    3-2. 天井を叩いたときの音

    天井をたたいた際に、コンクリートのような感覚があった場合は、直天井である可能性が高いといえるでしょう。

    3-3. 天井の高さ

    他の部屋と天井の高さが異なる場合も二重天井の可能性があります。特に下がり天井や折り上げ天井のようなデザインが採用されている場合、天井の一部が高くなったり低くなったりします。

     

    4. 音の伝わり方

    音の種類

    これまで天井について解説しきました。ここからは音について解説しましょう。まず、音の伝わり方は、大きく次の2つに分類されます。

    1. 空気伝播音(くうきでんぱおん)
    2. 固体伝播音(こたいでんぱおん)

    3-1. 空気伝播音

    空気伝播音とは、空気中に発せられた音が、空気を振動させて伝わる音です。空気伝播音は、音源から遠ざかれば遠ざかるほど音が小さくなります。

    • 空気を振動させて伝わる音 ・人の声
    • 動物の鳴き声
    • 楽器の音
    • 車のエンジン音
    • テレビやスピーカーの音 など

    3-2. 固体伝播音

    固体伝播音は、固体を振動させながら伝わる音です。床や壁、天井などを介して音が伝わるという特性上、対策が難しいとされています。

    • 衝撃を受けた壁・天井・床から振動として伝わる音
    • トイレの流水音
    • ドアの開閉音
    • 物が床に落ちた音
    • 設備機器が発する音
    • 車や電車の走行音 など


    4. 天井で防げる音

    さて、天井と音、それぞれの種類がわかったところで、防げる音を解説します。以下の表をご覧ください。

     

     天井の種類 空気伝播音 固体伝播音
    直天井 ×
    二重天井 ×

    この表は「直天井」と「二重天井」が、空気伝播音と固体伝播音をどれくらい軽減することができるかを簡略的に表したものです。

    ご覧の通り、空気伝播音は、直天井と二重天井、どちらも防ぐことが可能です。特に、二重天井は、構造的に直天井よりも防音性が高いです。

    一方で、物体の振動によって伝わる固体伝播音については、建物自体に伝わる振動を緩和させる必要があるため、天井の構造では防音性能に変わりはないのです。

     

    5. 天井の防音対策はおすすめしない

    おすすめしない天井の防音対策

    では、天井の構造と音の関係が分かったところで、ここからは防音対策について解説していきましょう。

    まずは、おすすめ"しない"天井の防音対策についてご紹介します。「危ない」「効果がない」「高い」といった理由で、MUTEが推奨していない方法です。

    5-1. 天井に防音グッズを設置する

    まず、天井の防音対策として、最初に思いつくのが「吸音パネル」や「防音シート」を天井に張り付けることではないでしょうか?

    しかし、結論からお伝えすると、天井に防音グッズを設置するのはおすすめしません。なぜなら、落下事故の危険性があるからです。ねじ止めをすれば、固定できるかもしれませんが、賃貸マンション住まいの場合そうもいかないでしょう。

    また、固体伝播音に関しても依然として効果は期待できないので、無駄になる可能性が高いです。

    5-2. 天井を二重天井に変更する

    次に、直天井を、二重天井にするという方法がありますが、二重天井の工事もおすすめしません

    二重天井にする方法は、空気伝播音の防音対策に有効です。しかし、固体伝播音に対しては、むしろ音の周波数によっては、つるした天井が振動しやすくなり、より音が増幅する「太鼓現象」が起きてしまうことがあるのです。

    5-3. 天井に木炭チップを敷き詰める

    最後は、木炭チップを敷き詰める方法。

    ある共同住宅で、上階からの音がうるさいということで、木炭チップを天井裏に敷き詰める対策をほどこしました。すると、木炭による吸音と、重さによる天井版の振動を抑える効果で、10デシベルほど、低温を下げることができたそうです。

    確かに効果がある方法ですが、工事のコスパに見合う方法かは定かではないでしょう。

     

    ここまでの解説ですでにお気づきになられた方がいらっしゃるかもしれませんが、上の階がうるさいときに天井自体の防音対策はあまりおすすめしていません。根本的に解決したい場合は、次の方法がおすすめです。

     

    6. 上の階がうるさい時のおすすめ防音対策

    おすすめの上の階の防音対策

    最後になりましたが、上の階がうるさい時のおすすめ防音対策をご紹介します。「費用がかからない」「空気伝播音と固体伝播音どちらにも効果ある」という点で選定しました。

    6-1. BGMを流す

    まずは、費用を掛けずに上の階の音を防音対策をする方法です。

    それは、BGMを流すこと。雑音などの環境音楽を流すことで、上の階からの騒音を「マスキング」します。このとき、聞こえてくる音と同じような周波数の音が含まれているとより効果的です。

    たとえば、

    • テレビの音だったら、こちらもテレビの音を流す
    • 音楽の音だったら、こちらも音楽を流す

    という感じです。

     

    6-2. 上の階の人に防音マットを敷いてもらう

    防音マット

    最後は、上の階の騒音に対して最も効果のある防音対策をご紹介します。

    それは、上の階の人に防音マットを敷いてもらうことです。これまで何回かお伝えしてきた通り、上の階の音を防ぐには「空気伝播音」と「固体伝播音」の両方の音に対して防音対策をする必要があります。

    しかし、これまでご紹介してきた対策は、ほとんど「空気伝播音」に対しての対策方法です。固体伝播音に関しては、あくまで音を出している方で対策をしてもらう必要があります。

    そしてそれを実現するのが、防音マットなのです。防音マットなら、空気伝播音だけではなく、足音や物を落とす音といった固体伝播音も軽減することができます。

    おすすめはMUTEの防音マット「防音専科。この防音マットは、上下階の騒音トラブルを解決するために開発された防音マットで、最大82%の音をカットします。

    注意点は、敷いてもらう時の依頼方法。直接お願いするのは気が引けますし、それこそトラブルのはじまりです。上の階の騒音で苦しんでいる場合は、「管理会社」に相談することで、間接的に依頼しましょう

     

    まとめ

    • 天井の構造によって、上の階からの騒音が響きやすい場合がある
    • 天井の防音対策によって防げる音は「空気伝播音」である
    • 振動によって伝わる「固体伝播音」は対策が難しい
    • 上の階がうるさいときに天井の防音対策はおすすめしない
    • 解決したい場合は「防音マット」を敷いてもらう

     

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