工事の騒音がうるさい!ノイローゼになる前に防音対策を!

工事の騒音がうるさい!ノイローゼになる前に防音対策を!

「工事の騒音がうるさい!」

家の周辺で工事が始まると、工事音や振動がうるさくてノイローゼになりそうな方も少なくないのではないでしょうか?

そこで今回は、工事の騒音対策をご紹介します。建設業者による工事の音の大きさがどのくらいの騒音レベルなのか、そして法律によって定められている工事の騒音基準も併せて解説します。

 

1. 工事の音の大きさは?

工事の音

工事の作業音は、私たちの日常生活で耳にする音のなかでも、騒音レベルが高い部類に入ります。音の大きさを表す「db」(デシベル)を用いて、どのくらい大きさかをご覧ください。

 工事内容  デシベル
杭打ち工事  81db
旧橋撤去工 76db
コンクリート舗装工 75db
構造物取り壊し工 73db
サンドマット工 71db
アスファルト舗装工 56db
構造物取り壊し(圧砕機) 52db

 

工事と一言でいっても、杭を打ち込む音やコンクリートを砕く音、物を運搬する音などさまざまですが、工事の音の大きさを決めるとすると、50~80dbほどになります。※音源からの距離は5m

50dbがエアコンの室外機の音、80dbが救急車のサイレンの音くらいなのを考えると、工事の50~80dbは相当うるさいことが分かると思います。

参考:国立技術総合研究所「建設機械の稼働に係る振動|道路環境影響評価の技術手法

 

2. 法で定められる工事の騒音基準は?

50~80dbの音が鳴り響く工事ですが、騒音と言えるくらいの音なのでしょうか?

騒音問題は、たびたび社会問題となったり、なかには裁判沙汰に発展したりするケースも少なくありません。そこで国や各地方自治体では、騒音によるトラブルを回避するために、騒音を規制する法律や条例を定めています。

2-1. 騒音規制法

騒音規制法とは、国民の生活基準を維持して、心身の健康の保護を目的に制定された法律です。この法律に基づいて、解体工事を含む工事を行う事業者には、騒音基準を超えないような対策が求められています。

具体的には、杭打ち工事や建設物の解体工事などの騒音レベルを85db以下に抑えるよう求められています。

一般的な工事の音が50~80dbであるのを考えると、騒音規制法の85dbは基準として正しいと言えるでしょう。

参考:環境省「騒音規制法」(パンフレット)

また、地方自治体ごとに制定される条例が法律よりも高い基準が設定されている場合は条例の内容が優先されるため、注意が必要です。

例えば、コンクリートを削ったり、壊したり、穴を開けたりする「はつり工事」の場合、騒音規制法の騒音基準が85dbなのに対し、東京都の条例では80dbと設定されています。

2-2. 振動規制法

工事で発生するのは、騒音だけではありません。重機を扱う現場や大型トラックが乗り入れる現場近くの家では、振動によって大きなストレスを感じるでしょう。

振動に関しては、生活環境を保全し国民の健康を守る目的で、建設工事や道路交通、特定の工場や事業所で発生する振動を規制する「振動規制法」が制定されています。振動規制法では、以下の基準を設けています。

 地域 昼間 夜間
住宅地 60~65db 55~60db
住宅地に併せて商業や工業用に供されている区域 65-70db 60~65db

これらの音が、工事期間中ずっと揺れている状態が続いてしまうと、自律神経が乱れ、血圧の上昇や心拍数の増加、体温上昇などの症状が現れやすくなります。

参考:環境省「振動規制法」(パンフレット)

 

3. 工事の音は2種類

音の種類

いろんな機械がある工事ですが、音の種類に限って言えば工事の音は2種類に分けられます。それが「空気伝播音」と「固体伝播音」です。これを理解しておくことで、あとの騒音対策方法についての理解が深まります。

3-1. 工事の空気伝播音

空気伝播音は、空気中を伝わる音波によって引き起こされる音です。工事現場では以下のような音が含まれます。イメージとしては、カーンカーンやキュイーンといった機械の音です。

  • 掘削機やドリルの動作音
  • トラックや重機のエンジン音
  • 構造物の破壊音
  • 工具の使用音

3-2. 工事の固体伝播音

固体伝播音は、構造物や地面を介して伝わる音波によって引き起こされる音です。工事現場では以下のような音が含まれます。イメージとしては、ドスンドスンやドドドドのような振動音です。

  • 重機の振動が地面を通じて伝わる音
  • コンクリート打設時の振動音
  • 建物の基礎や壁を叩く音

3-3. 防音グッズで防げるのは空気伝播音

工事の音には、空気伝播音と固体伝播音があるとお伝えしましたが、防音対策をすればどちらも防げるわけではありません。実は、防音グッズで防げる工事の音は「空気伝播音」だけです。

なぜなら、ドスンドスンやドドドドのような振動音(固体伝播音)については建物自体の構造や強度が関係するからです。

 

4. 工事の騒音対策方法

工事の音対策

工事による騒音や振動によるストレスを少しでも軽減するために、自宅でできる騒音対策を解説します。対策するのは空気伝播音になります。

窓と壁でできることをご紹介していきましょう。

3-1. 窓の防音対策

窓は、家のなかでも特に騒音が入り込みやすい場所です。壁よりも薄い構造であることや、隙間があることが原因です。

窓からの騒音を軽減したい方におすすめの対策は、次の通りです。

  • 防音カーテンを設置する
  • 隙間テープを貼る

防音性の高いカーテンを取り付けることで、騒音を軽減することが可能です。遮熱や遮光の機能を兼ね備えた高機能アイテムもあります。

窓とサッシに隙間がある場合は、隙間テープを貼り付けるのもおすすめです。100円ショップなどでも販売されているため手軽に試せる対策といえるでしょう。

 

3-2. 壁の防音対策

外からの騒音を軽減するために知っておきたい壁の防音対策は、次の通りです。

  • パネルやパーテーションを活用する
  • 家具を壁から少し離して配置する

防音パネルや防音パーテーションを壁に設置することで騒音を軽減します。賃貸住まいで、防音パネルを壁に貼ると壁を傷つける心配があるなら、防音パーテーションを壁に立てかける方法があります。

また、壁からの騒音が気になる場合は、背の高い本棚や収納棚のような家具を、壁から少し離した状態で設置する方法もおすすめです。簡易的な防音壁として活躍してくれます。壁から5〜10センチほど離して設置することで、空気の層ができ、騒音や振動を軽減してくれるでしょう。

 

まとめ

  • 工事による騒音は法律によって規制されている
  • 工事は、騒音だけでなく、振動による被害もある
  • 防音グッズで防げるのは工事の「空気伝播音」
  • 窓と壁の防音対策がおすすめ

 

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