皆さんは、カーペットの役割をどのように考えていますか?
インテリアの一つとしてお部屋を彩るアクセントや、床が冷たいと感じてカーペットで暖かさをプラスしたりと、人によってカーペットを使う理由は様々です。
そんなカーペットを、もっと多くの人に使っていただくにはどうしたら良いのか、カーペットで何か課題を解決することはできないのか。
カーペットを作り続けて100年の会社が“MUTE 防音専科”を開発するまでのストーリーをご紹介します。
1.カーペット会社の挑戦
私達は100年間、カーペットの製造を行ってきた会社です。
100年間という長い間培ってきた技術を使い、もっとお客様に喜ばれる商品を提供できないか?カーペットは何のために必要なのか。
“MUTE 防音専科”を開発するきっかけは、この純粋な疑問でした。
そんなとき、マンション住まいのスタッフの一人が、こどもの出す騒音で階下から苦情が出て困っているという話を聞きました。
何度もこどもに静かにするよう言い聞かせても、苦情が止むことはありませんでした。
そんな声を受けて、私達は“防音”と言うキーワードにたどり着いたのです。
2.床の課題が浮き彫りに。防音専科なら解決できる
スタッフの意見だけではなく、私達は1,000人を超える方々へ防音カーペットのアンケートを行いました。
多くの方へのインタビューを踏まえ、防音カーペットが使用されている場所、環境、シーン、理由などを一つずつ紐解いてきました。
そんな多くの方からの意見から見えてきたのは、床の課題。
「足が冷たい」、「転んだときに怪我をしそう」、「床の色がインテリアに合わない」
ただ、完成した家の床を変えることは、難易度がすごく高く、特にマンションを初めとする集合住宅では、唯一変化を加えにくいのが床なのです。
外では足を気遣うために靴を選びますが、素足になる家でその役割を果たす床を改善できないのか。
100の家があれば、100の暮らし方があるからこそ、それぞれの暮らしにあった床を提案したいと考えました。
変えにくい床を、唯一後付でアップデートできるモノこそが、カーペットということに気づきました。
課題1:防音性
実は防音カーペットというアイテムは数多くあり、騒音苦情に悩まれている方の多くは導入されているケースが多いです。
私達は多くのユーザー様に更に詳しく調査を行いました。
騒音苦情が入った時に、市販されている防音マットとカーペットを何重にも重ねても設置している人や、床全面に敷いている人。
きちんと対策を行っているにも関わらず苦情が止まないケースが数多く存在していることが判明しました。
ここで課題となって浮き彫りになったのが、現状の防音カーペットでは防音性に乏しいという事実でした。
実際に市販商品を外部認証機関で防音テストをしてみると、防音カーペットと呼ぶには程遠い結果に愕然としました。
多くが自社評価による防音性や、カーペット単体の防音性ではなく、フローリングと合わせて計測したデータであることが判明。
表示実績と異なり、実はほとんど防音性能がないなど、信頼性に欠ける商品が多くありました。
そんな結果を受けて、“MUTE 防音専科”が目指したのは“LL35を外部認証機関で取得”することでした。
信頼していただける防音性を実現することで、安心して防音対策が可能になります。
課題2:インテリアに合わないデザイン
また、インタビューやヒアリングからは、既存の防音マットや防音カーペットにインテリア面で満足していない方が多いことがわかりました。
“防音マットが部屋に合わない”“コルクマットなどの防音マットだと安っぽく見える”“子どもが大きくなった時に、防音マットは使いにくい”“埃っぽい”“歩く場所にはよいが、リビングなど寝転びたい場所には防音マットやカーペットは固すぎる”“防音マットは肌触りが悪い“
このようなお声が、次から次へと出てきたのです。
“MUTE防音専科”の防音タイルカーペットは、防音に特化するため、全面敷きが可能なタイルカーペットの形状を採用しています。
タイルカーペットと聞くと継ぎ目が目立ち、デザインが良くないと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、“MUTE 防音専科”は高級ホテルやオフィスのカーペットを担うデザイナー陣が、ミリ単位で調整し、タイル間の筋が見えにくいように設計をしています。
継ぎ目が目立ちにくいため、部屋全体に敷いても美しいデザインをお楽しみ頂ける設計です。
さらにMUTE 防音専科の防音タイルカーペットは、独自デザインにより埃もたまりにくい仕様となっておりお手入れも簡単です。
防音性に特化している防音専科は、クッション性にも優れ、カーペットの表面に使用するパイルはサステナブルな高級素材であるイタリアの糸メーカーAquafil社のECONYL®を採用しており、肌触りにもこだわった防音タイルカーペットです。
課題3:転倒時の怪我が心配
フローリングはとても硬く、お子様やご年配の方が転倒すると大きな怪我に繋がります。
そこで、クッション性の高いカーペットやマットを導入される方も多いのですが、厚みがあってもクッション性の乏しい商品もあります。
床の硬さにも指標があり、G値という値で図ることが可能です。
“MUTE 防音専科”は、幼稚園や介護施設などで採用されている床の硬さ指標100G以下と言う基準を遥かに上回る75Gを達成することができました。
床は硬すぎても柔らかすぎても歩行の際に身体へ負担がかかります。
MUTE 防音専科は身体への負担が最も少ない丁度よい硬さを実現しております。
万が一転倒しても、大きな怪我から守ってくれる硬さで安心してご使用いただけます。
3.“MUTE 防音専科”でくつろげる空間を
大人にとって、家は落ち着きたい場所。子どもにとっては、遊びたい場所。
みんなにとって、家が窮屈な場所になってはいけない。これが私たちの願いです。
遊ぶ、走る、こける、寝る。
そんな当たり前だけれど、愛らしい姿をあたたかく見守るために必要なのは、床を変えることでした。
帰ることが楽しみになる家づくりのために私たちの挑戦は続きます。
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