防音専科の使用感インタビュー(聖光幼稚園)

大阪府八尾市に位置する認定こども園「聖光幼稚園」は、2024年で創立70年目を迎えました。150人ほどの園児が通うこの園は、入口をくぐると最初につり輪が目に飛び込んでくる遊び心いっぱいの空間です。「身体づくり、心づくり」を理念のひとつに掲げるこの園では、裸足や草履で元気に駆け回る園児たちの笑顔が絶えません。

この度、そんな魅力あふれる聖光幼稚園の一室に、MUTEの防音マット「防音専科」が導入されました。その使用感について、インタビューした様子をお届けします。

 

<聖光幼稚園の園長先生>

 

子どもたちの足のことを考えた結果、決めたのはMUTEの「防音専科」

<防音専科が敷かれたお部屋/グレーとベージュの全面敷き>

 

-防音専科を敷こうと思ったきっかけについて教えてください。

古くなったカーペットの張替えがきっかけです。新たなカーペットは、クッション性、防音性、見た目の良さといった機能面を重視して探していました。子どもたちの足のことを考えると、特に「厚み」が重要でした

そこで、防音専科のサンプルを取り寄せたところ、防音専科には他のカーペットにはない17.5mmの厚みがありました。この厚みであれば、程よいクッション性が子ども達の体を守ってくれると思い、とても安心しました。

<聖光幼稚園は身体づくり・心づくりの基本として裸足で歩くことを重視>

 

-他の防音マットと比べた際に、防音専科を選んだ理由は何ですか?

実は、防音専科と同じ価格帯でいくつか見積もりをとりました。「手触りがすごくいい」といったものはありましたが、クッション性に関して言うと、他のカーペットでは厚みがあっても、沈み込みが少なく、クッション性をあまり感じませんでした。

一方、防音専科は17.5mmという厚さで、柔らかすぎず硬すぎないという点が良かったです。決して安くはないですが、クッション性や防音性を基に同じ値段で考えたときに、防音専科に代わるものはないと思いました。

<園児たちは外でも裸足スタイル/足の裏を直接刺激することで脳の発達を促す>

 

 

防音専科を敷いたのは、「幼稚園の顔」となる大事なお部屋

<プレ幼稚園に使われる、防音専科が敷かれたお部屋>

 

-防音専科を敷かれた部屋は、どういう部屋ですか?

防音専科を敷いている部屋は、「プレ幼稚園」として幼稚園に上がる前の子どもたちの場所として利用したり、放課後の延長保育として利用したり、また、曜日によって地域の方に開放したりしています。

 

-「プレ幼稚園」というの何ですか?

幼稚園に入る前の2歳の学年の習い事みたいなイメージです。1時間半~4時間程度、子どもたちを預かっています。子どもに段階を踏んで慣れてほしいと思っている方や、親と離れて過ごす経験を求めている方が利用されています。

なので、防音専科を敷いている部屋は、幼稚園という集団生活に入る前のステップとして、子どもたちが生活リズムを整え、先生やお友だちと楽しく過ごす、ある意味「幼稚園の顔」のような部屋です。

引越してきたばかりの方や、近所に知り合いがいない方でも、このような場を利用することで、お母さん、お父さん、子ども同士がつながることができます

 

-他の部屋もある中、なぜこの部屋に敷かれたのですか?

この部屋を使うのは、1歳から5歳までの幅広い年齢層の子どもたちです。なので、床でゴロンとしている赤ちゃんも使えば、ハイハイしている子、走り回る子どもたちも使います。

「この部屋の床は、子どもたちにとって単なる床ではない」

そう考えたときに、いろんなものに対応できるカーペットが求められました。それに合うのが「防音専科」でした。

また、地域の方向けに「わいわい広場」を開催しています。未就学のお子様をお連れの方であれば、どなたでもご利用いただけます。子ども同士の交流やおもちゃの扱いができると聞いてこの部屋を訪れた方が、「聖光幼稚園は良いな」と感じて、園に興味を持ってもらえるとありがたいです。

<園の中央にあるつり輪で元気に遊ぶ子どもたち>

 

 

以前のカーペットとの大きな違いに気付いたのは、子どもたちだった

<防音専科の上で楽しそうに走り回る子どもたち>

 

-防音専科を敷く前は、どんなカーペットを敷いていましたか?

特別な機能等はない、一般的なタイルカーペットを使用していました。そのため、防音専科を敷いて歩き比べたときは、「(防音専科は)歩いたときにドンという音がしないんだな」「カーペットで骨に伝わる衝撃が変わるんだな」と感じました

 

-防音専科に敷き替えた後の、子どもたちの反応は?

子どもたちに開放したとき、寝転ぶだけでなく、「でんぐり返し」をする子がいて驚きました。以前のカーペットでは見られなかったので、子ども自身がカーペットの質感の違いに気付き、やってみたい気持ちになったのだと思います。それを見て、子どもたちの体や心にとって床がいかに大事なのかを改めて実感させられました。

防音専科は、でんぐり返しができる柔らかさ、ゴロンと寛げる心地良さがあり、今までのカーペットでは見られなかった子どもたちの様子が見られるようになりました。

<走り回って転げ回っても笑顔が絶えない>

 

 

先生やお母さんお父さんからも喜びの声が

<園の様子/鮮やかな色が染みついた布巾からは楽しそうに絵を描く子どもたちの顔が浮かぶ>

 

-園の先生から見て防音専科の良さを感じた点はありますか?

まず、衛生面として良さを感じています。

多くの子どもたちが過ごす場なので、活動をしている中で、汚れや匂いが付くことがあります。これまでのカーペットでは洗うのが大変でしたが、防音専科は、1枚だけはがして丸洗いすることができるので、清潔さを保つことができて良いです。「汚れたところだけ外してすぐに洗える」と職員からも好評です。

<防音専科はタイルカーペットタイプなので汚れたところだけをはがして洗うことが可能>

 

-防音性はどうですか?

今まではドンドンという音を感じていたが、防音専科を敷いてからは明らかにドンドンという音が減りました

 

-他に、良かった点はありますか?

防音専科は、裏面の滑り止めによって、床に置いただけなのにズレないので安心です。子どもは急な動きが多いので、カーペットがずれると危険です。そのため、以前のカーペットは接着剤で床と接着していましたが、そうすると、タイルカーペットなのに汚れてもその部分だけ洗うことができませんでした。今は丸洗いできるので楽です。

<防音専科の裏面は滑り止め加工済みのため接着剤が不要>

 

-保護者の方の反応はどうですか?

保護者の方からは、小さい子どもが転んでも安心感があるとのお話をいただいています。子どもたちはどうしても衝動的に走りたくなります。これまでは、子どもたちが走ると、転んだときのケガを心配してすぐ止めていましたが、防音専科がある部屋では、転んでも大丈夫な安心感があるので、職員としても気持ちが楽になりました。

 

床の硬さが気になる幼稚園などにもおすすめしたい「防音専科」

<聖光幼稚園の玄関口/エレガントなアーチが特徴的>

 

-防音専科を使ってみて園ではどのような変化や効果を感じましたか?

幼稚園や保育園の先生は、子どもたちと目線を合わせるために床に座ることが多いです。そんなとき、防音専科はクッション性があるため、踏み込んだ時の足の負担が減ったと思います。

また、夏はいいですが冬は冷え込むので、これまでのカーペットでは床の温度が足に伝わってとても寒さを感じていました。厚みのある防音専科では、次の冬にどんな違いがあるのか楽しみです。

 

-防音専科の改善して欲しい点や今後期待される点があれば教えてください。

部分的に置きたい用の、角が丸くなっているものがあるとちょっとした場所にも置けていいなと思いました。そうすると、リラックスしたり、絵本を読んだりするスペースに使えるなと思いました。幅広い年齢におすすめです。

<聖光幼稚園では業者によって施工/段差についてはスロープを使用している>

 

-他の幼稚園や施設に、防音専科をおすすめできますか?

はい。幅広い年齢の子どもたちがいる幼稚園や保育園に、とてもおすすめできると思います。特に、下の階への影響や、床の硬さが気になっている施設の方におすすめです。 

 

以上、聖光幼稚園へのインタビューでした。

 

防音マット 防音専科

 

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■取材協力

 

  • 名称:聖光幼稚園
  • 所在地:〒581-0831 大阪府八尾市山本町北5-2-22
  • 設置主体:学校法人八尾聖光学園
  • 理事長:関口 修平
  • 園長:瀬戸 愛子
  • ホームページ:https://seiko.ed.jp/